まだ雨の日が多い。
本流は増水とにごりで厳しそう。
でも釣りはしたいので上高井郡の山へ行くことにした。
下より上の方が雨の影響は少ないと思ったからだ。
車で40分ほどで目的地に到着。
川沿いの林道を上がっていく。
今日も雨の予報だったけど少し晴れ間ものぞいて良かった。
林道を横にそれてやぶの中を下って川へ入る。
この川は水深30~40cmくらいで川幅も1~2m程度の小川だ。
川の規模のわりに魚は多くてイワナやヤマメがけっこう釣れる。
水量は増えているけれど水は透明で釣りはできそう。
今日はルアーフィッシングで攻めてみよう。
ルアーフィッシングというのはルアーという偽物のエサ(だいたい魚の形)を使った釣り方のことです。
使うルアーはスプーン、スピナー、シンキングミノー、フローティングミノーだ。
色々とルアーチェンジしながら試してみたけど反応がまったくない。
チェイスというルアーを魚が追いかけてくる姿も見えない。
増水でいつもより流れが速いからだろうか。
釣り上がっていくと「ボチャンッ」と何かが川へ落ちる音が聞こえた。
この子でした。
ヒキガエルだ。
かわいい。
動きが素早くないので気軽にふれあえる。
たたずまいも堂々としていていい感じ。
川に浸かりながら撮影をしていると上流からもどんぶらこっこと流れてきて僕の足にしがみ付いてきた。
かわいいやつだ。
仰向けにしてみる。
いやされました。
そのあと1時間ほど釣りをしたけれど釣れなかった。
けっこういい雰囲気なんだけどな。
今回はあきらめよう。
渓流釣りで帰るときは谷底から斜面を上がって道に出ることがある。
本当は来た道を引き返して帰った方が確実なんだけど。
ただ面倒なので、なんとか上がれそうなら上がっちゃう。
斜面を上がるときのコツは濡れた木の枝や木の根っこの上に足を乗せないこと。
かなりすべる。
あとはロープ代わりに笹の茎を利用すること。
笹は結構強くて2、3本握れば体重をかけて次の足場に足を掛けることができる。
木の枝だと折れたり根っこごとすっぽ抜けたりすることがあるんだけど笹は大丈夫だ。
今のところ。
今回も無事に這い上がれた。
釣りはダメだったけど、山に行くだけで楽しい。
アウトドアはやっぱりいいね。