ヤマボウシの木に実がなっている。
写真の実の外見は赤色だけどオレンジや黄色もある。
果肉の色はだいたい黄色でたまに赤みが強いものもある。
じつはこの実、そのまま生で食べることができるのだ。
熟しているやわらかいのが狙い目だ。
味は酸味がなくてコクがある感じ。
もちろん甘い。
熟せば熟しているほど甘い。
実の中の果肉をスプーンですくって食べる。
ぼくは面倒なので指で実を割って果肉だけ吸い取って食べてしまう。
果肉の中には種が3~6個入っているけどそれは捨てる。
皮も食べれるんだけど、食感がじゃりじゃりするし渋みもあるのでおいしくはなかった。
果肉はかなり美味しいと思うし食べれるのを知っている人も多くないので、見つけたら独り占めできる可能性がある。
ただし、
熟しすぎている実には注意が必要だ。
前に採ってきた実を机の上に置いていたら白くて小さい幼虫が実からはい出してきていた。
約3㎜くらいの本当に小さい幼虫だ。
その実を割ってみると中に5匹は幼虫が入っていた。
ちょっとびっくりした。
ぼくはよく確認しないでバクバク食べていたので、おそらく幼虫も一緒に食べていたときがあると思う。
体に異変はなかったので食べても平気だと思う。
むしろタンパク質も取れたのでラッキーと思わなければいけない。
幼虫が出てきたのは皮がかなり柔らかくなっている赤い実だった。
そういうやつは注意した方が良いかと思う。
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調べてみると食べ方は生食の他に果実酒、ジャム、乾燥があるみたい。
果実酒は、お酒飲まないのでなし。
ジャムは、そこまでたくさん採れないのでなし。
ということで乾燥させてみよう。
よくわからないけどドライフルーツみたいな感じかな。
とりあえず半分に切って(割って)天日干しさせる。
3日たった。
まだ半生だ。
匂いをかいだら少し発酵しているような香り。
これ以上放置すると腐りそうだったので天日干しは断念しよう。
一応食べてみる。
「うん、まずい。」
皮の渋みが強調されているし、なんだか舌がピリピリする。
この時期の天日干しはダメだな。
もっと薄く切れれば完全に乾燥したかもしれないけれど柔らかすぎてうまく切れないし。
ということで文明の利器に頼ることにした。
そう電子レンジだ。
何分か温めれば強制的に乾燥できるはず。
とりあえず3つぶ割って種を取った。
フタはしないで600wで2分温めてみる。
うーん、まだ水分が残っていて柔らかい。
匂いは悪くない。
もう一回同じ時間でチンしよう。
ちーん・・・。
焦げました。
一応食べてみた。
黒くない所は食べれる味だ。
甘味は弱いけど皮の渋みは感じない。
まあ、わざわざ作って食べるかと聞かれれば食べないけれど。
黒いところはもちろん苦いし硬い。
ダメだ、失敗だ。
乾燥作戦はここまでにしておこう。
冷凍しておいて空気が乾いている冬に天日干しすれば上手くいくかも。
気が向いたらまたやってみよう。