前回、なんやかんやでナマズを釣って満足して持ち帰った。
泥抜きを3日くらいしようと思って水を張ったタライに入れた。
酸欠にならないようにブクブクも入れた。
飛び出さないようにビニールシートを被せて洗濯ばさみで4か所とめた。
翌日、ようすを見るとナマズはいなくなっていた。
あたりを見ると家の壁にピタッと張り付いて死んでいるナマズの姿があった。
ビニールと洗濯ばさみでは対策があまかったようだ。
もっとしっかりとしたフタや板が必要だった。
特にタライのような底の浅い入れ物ではなおさらだ。
ごめん、ナマズ。
庭に埋めて土に返すことにした。
ということがあったのでまた同じ場所にナマズを釣りに行った。
エサも同じ鶏肉。
橋の上から投げ込んでいく。
橋の下流20mほどの深みにキャストして3分くらいたったとき。
竿先が動いて
グー・・・グー・・・グー・・・
というアタリがあった。
竿を立ててアワセてみるとずっしりとした重みがある。
これはカメだな。
またアカミミガメか。
と思って水面を見たらなんと!
ウグイス色の甲羅に白い腹が見えるじゃないか!
そう、大本命のスッポンだ。
狙っていないときに限って釣れること、ありますよね。
ぎりら、ぎりら、とハンドルを回して橋の真下まで引き寄せる。
サイズは30㎝ほど。
重さはこの前引き上げたアカミミガメのほうが重い。
ということでまた引き上げることにした。
せーのっ。
「プツンッ」
「カサカサ、ジャバン」
・
・
・
糸が切れました。
やってしまった。
この喪失感はすごい。
この記事を書いている今も思い出しただけでショックだ。
針は返しをつぶしてあるのでスッポンが自力で吐き出してくれるかもしれない。
それでも川にゴミは捨てたことになってしまう。
すみませんでした。
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ただ、この川にスッポンはいることがわかった。
これはかなり大きな収穫だ。
ナマズはもうよくなってしまった。
この川でスッポンを捕る。
決めた。
後日。
仕掛けを強化して帰ってきたぞ。
多分、糸はスッポンの噛む力に負けたのだと考えた。
なのでワイヤーのハリスを使うことにした。
その先に針を付ける。
魚のように見切られるとかはないはず。
エサは鶏肉ではなくブラックバスの切り身にする。
この仕掛けでもミミズを付けて垂らすと小バスが簡単に釣れることがわかったからだ。
やはりエサ釣りは最強だね。
バスの切り身を地面に置いて準備をしていたら。
蝶がとまっていた。
魚のエキスを吸っているのだろうか。
初めて見た。
それはさておき釣りを始めよう。
反応なし。
全然ダメだった。
多分、気温が下がったことが原因だ。
実はスッポンが釣れかけた日は最高気温が28℃くらいで最低気温も20℃くらいだった。
しかしその2日後の今日は最低気温が11℃だったのだ。
めちゃ寒かった。
変温動物のスッポンは冬眠の準備に入る気温じゃないのかな。
これはまずい。
このままシーズンが終わってしまう。
と思ったらなんと、台風が来るそうで。
明日は少しだけ夏っぽい気温になるようだ。
スッポンチャンス到来だ。
少しでも捕獲率を上げたいので置き針を4つ仕掛けることにした。
明日また来よう。
どうなっているか楽しみだ。