「怪魚ハンターが行く!」という毎回楽しみにしているテレビ番組がある。
世界のいろいろな怪魚を釣るんだけど、前回の放送の中で怪魚よりも印象に残った言葉がある。
港の屋台で魚を食べるシーンで
「ここの魚は生身をレモンで洗うから生臭くない」
という言葉だ。
ぼくは試してみたくなった。
試す魚はブラックバスだ。
ぼくはブラックバスの匂いがあんまり好きじゃない。
水っぽい魚臭さ?
みたいなのがして嫌だ。
でもレモンがあればその匂いがとれて美味しく食べることができるかもしれない。
というわけでブラックバスを釣ろうとおもう。
さっそく川へ行く。
このポイントで
この仕掛けで
2匹釣れた。
釣れたのはスモールマウスバスだ。
そのばで頭とヒレと内臓をとって持ち帰る。
持ち帰ったらさばく。
両サイドの身を切り取ったら皮をはぐ。
皮も匂いの原因だとおもったからだ。
皮をとったら身を適当な大きさに切ってレモンで洗う。
次に身と竜田揚げの元をまぜて少しなじませたら揚げる。
完成品がこちら。
唐揚げみたいになってしまった。
レモンで洗った身についた水分をふきとらなかったのが原因だ。
お味のほうは、美味しい。
臭みはまったくない。
上品な白身魚の味だ。
ただ少しすっぱい。
レモンで洗ってそのまま揚げてしまったからだ。
レモンで洗ったら最後に水で洗って水分をふきとるのが正しい手順かもしれない。
でも慣れてくると、このすっぱさがさらに上品さを際立ててくれている。
気がする。
まあ、なんにせよ苦手だったブラックバスの匂いがなくなったので今回のこころみは成功だ。
普通に食料として釣りにいきたくなるレベルだ。
また釣ってこよう。
最後に少しだけ仕掛けの紹介。
ラインはフロロカーボンの16lb。
ワームはビビビバグ4inch。
フックはオカッパリフックの4/0。
オモリはビーンズシンカーの7g。
この仕掛けで去年の春は爆発したので今年もいけるとおもいます。