秋の味覚、栗が落ちていた。
持ち帰って食べてみよう。
といっても下ごしらえや調理が色々とめんどくさい。
電子レンジでチンするだけで食べられればいいのに。
というお話しです。
先に結果を書いておこう。
・栗を3つ用意
・濡らした新聞紙で包む
・容器に入れて蓋をかぶせる
・200wで2分間あたためる
・食べられるレベルに達する
以上になる。
レンジの機能は色々あると思うけれど、使うのは普通の「あたため」だ。
温める時間は栗の数によって変わると思う。
これから下は、その結果にたどり着くまでの過程となる。
栗を3つ用意した。
アイスピックでいくつか穴をあける。
爆発を恐れたからだ。
栗を新聞紙で包む。
器に入れてフタをしてチンしてみよう。
まずは600wで3分間チンする。
途中で「ボンッ」と音がしたけれど、その後は静かだった。
取り出して確認してみる。
かなり水滴が付いている。
栗にはこんなに水分があるんだな。
新聞紙をあけてみる。
爆発していた。
食べれるところだけ食べてみる。
パサパサで少ししょっぱいような。
これはこの栗の味か。
600wは強すぎた。
今度は200wで5分間チンしてみよう。
2分30秒あたりで「ボン、ボンッ」と音がして怖くて4分でやめた。
開けてみよう。
2つ爆発で1つ無事だった。
無事だった栗を食べてみる。
うん、パサパサしている。
パワーを小さくしたからといって時間を長くしてはダメだな。
今度は200wで2分間チンしてみる。
スタート。
爆発音はしない。
開けてみる。
全て無事。
包丁で半分に切ってみる。
スプーンですくって食べてみよう。
少しパサつくけど、いけるかも。
これなら食べられそうだ。
だけどセットで飲み物は必要になるかな。
まだ完璧とは言えないのでもう少しやってみよう。
今度は新聞紙を濡らしてみる。
パワーと時間は同じ。
どうかな。
正解だった。
さっきよりもパサついていない。
でもまだ試したいことがある。
最後は栗に穴を開けないでチンしてみる。
爆発が怖くて穴を開けていたんだけれど、その穴から水分が抜けるのではないか。
と思ったからだ。
やってみよう。
大正解だった。
爆発はしなかった。
穴は開けなくて良いみたいだ。
パサつきも今までで一番ない。
上の写真、栗の断面を見ると殻の内側の湿っている部分がけっこうある。
これならいいでしょう。
これならレンジで簡単に食べられそうだ。
最後に栗の味について感じたことを書く。
しっかり甘いと感じるものから少し塩分を感じるものまで個体によって違った。
いずれにしてもコクがあって味は濃い。
あと片方が膨らんで片方が平らな典型的な形の栗より、
両側が膨らんでいてふっくらしている形の栗の方が甘いと感じた。
栗拾いで選ぶ余裕があるならふっくらとしたまん丸栗を狙った方が良いかもしれない。
以上、栗のお話しでした。