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鹿の角でスリングショットを作る

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 もくじ

 

 

きっかけ

スズメのチュンチュン焼きという料理がある。それはテレビ番組の狩猟を紹介しているコーナーで放送されていたんだけれど、見た目はスズメの丸焼きって感じで、こんがり焼けていて美味しそうだった。

ぼくもスズメを獲ってみたくなってしまった。

 

 

狩猟とは、法律に基づいて法定猟具を使って鳥や獣を獲る行為である。

 

狩猟をするには免許が必要だ。

これがけっこうめんどくさい。

でも自由猟具を使えば免許がなくても猟ができる。

ってことを最近知った。

自由猟具の中でもいちばん狩猟っぽいなと思ったのがスリングショット。

いわゆるパチンコだ。

そういえば子供のころ、指と指のあいだに輪ゴムをかけて紙を折りたたんだ玉を飛ばして遊んでたっけ。

大人になってから真剣に作ることになるとは。

 

 

作り方

Y字の木の枝と輪ゴムがあれば簡単に作れそう。

良さそうな木の枝はないかなと探していると鹿の角が目にとまった。

山で拾ってきたは良いものの使い道にこまっていたり、知人にもらったは良いものの使い道にこまっていたりしていたものだ。

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今回は鹿の角を使おう。

使うのはここ。

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さっそくノコギリで切りとっていく。

角のだんめん。

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ノコギリは塩ビパイプ用の目の細かいものを使った。

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切ったところのかどは鉄ヤスリをかけて少し丸くする。

とがってて痛いからね。

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次はゴムを固定する所に切り込みを入れる。

たてに線を引いて。

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切りこみを入れる。

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輪ゴムはこれを使う。

ムサシプロで100円くらいだった。

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輪ゴムの固定はこうする。

つまようじの切れはしを通して。

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こう。

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で、固定おわり。

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飛ばす玉をはさむところは革にする。

てきとうに切ってポンチで穴を開けた。

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それぞれの穴に輪ゴムを1本ずつ通して鹿の角に固定して完成。

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飛ばす玉は小石にした。

ゴミにならないし簡単に手に入るからだ。

小石はつるっとしていたほうが風の抵抗が少なくて良いと思うから河原で丸っこい小石をひろった。

サイズは1〜2センチ。

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ためしに打ってみた。

10メートルくらいなら鳥を落とすことができそう。

最大で何メートル飛ぶのかは不明。

 

 

気をつけること

自由猟具といっても猟をするときには普通の狩猟と同じルールにのっとったほうが良い。

 

ルールは、

  1. 狩猟が許されている場所でやること
  2. 狩猟が許されている鳥を狙うこと
  3. 狩猟が許されている時期と時間帯でやること
  4. 矢先の確認はおこたらない

これくらいかな。

 

1は、狩猟免許を取って狩猟者登録をすればマップがもらえて狩猟が禁止されている場所がわかる。

でも、今回は自由猟具で罠や本物の銃を使うわけではないから多分そんなにきびしくないはず。

安全第一で常識のはんい内であれば大丈夫。

 

2は、

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これら。

狩猟が許されている鳥はもっといるけどスリングショットで狙うならこれくらいかな。

スズメ以外でもチャンスがあれば狙ってみる。

カモ類は獲れたとしても回収が大変だから基本は陸にいる鳥を狙う。

 

3は、11/15〜2/15までの日の出から日の入りまで。

このくらいの時期だと6:50〜17:10くらいまでかな。

4は、打つ方向の安全を考えるということ。

人がいないこと、建物がないこと、打った玉が道路を横切らないことには気をつけたい。

 

 

やってみた

1日目

猟をするのは川沿いの林や畑がある場所。

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確認できた狩猟鳥はヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カラス。

カラスはちょっと怖いので狙わない。

ムクドリとヒヨドリは近づくとすぐ逃げるのでむずかしい。

その点スズメは集団でいるし人間に慣れているのかすぐ逃げない。

 

集団で畑の木にとまっているスズメ。

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でも矢先には畑が続いているし道路もあるので狙えない。

 

矢先が林と川しかない所にいるスズメを探す。

 

 

いた。

 

15メートルくらい先の高い木の枝に集団でとまっている。

ぼくからの直線距離はたぶん30メートルくらい。

ためしに打ってみる。

パチン!

けっこう飛ぶ。

当たれば落とせそう。

当たれば。

5発くらい打ったけど空振りがつづく。

だんだん慣れてきて玉がスズメのすぐ近くの木の枝に当たった。

おしい!

枝に当たったせいでスズメたちはびっくりしていっせいに飛びさってしまった。

 

スズメを探す。

   ↓

打つ、おしい、飛びさる。

   ↓

またスズメを探す。

 

このサイクルを何回か続けた。

それでも当てることはできなかった。

なんだか最初にくらべるとゴムがささくれてるし柔らかくなっている気がする。

輪ゴムは50発くらいが限界かもしれないな。

 

2日目

同じ場所でやってみる。

輪ゴムは新しいものにかえた。

今日のスズメは林じゃなくて畑にいる。

打てる角度がかぎられてくるからめんどくさい。

遠回りして歩いて良い角度を探しながら打つことが多くなるからだ。

1時間くらいやったけどぜんぜんだめ。

嫌になってきたので15分くらい休む。

やる気が戻ってきたからまた歩き回る。

すると10メートルくらい先の地面にスズメが集団でいた。

今までは木の枝にとまっていたから上に向かって打っていたけど、下に向かって打つのは初めてだ。

下に打つ場合は矢先もあまり気にしなくて良い。

外しても玉は必ず地面に当たるからだ。

これはチャンスだ。

 

パチン!

ボ!

バサバサ。

 

ん?

なんだかにぶい音がしたぞ。

地面に当たった音なのか、スズメの飛びさる羽の音なのかわからないけれど。

確認しに行く。

 

 

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よっしゃ!

当たったみたい。

数打ちゃ当たるってやつですな。

 

枝にいる所よりも地面に降りてきている所を狙うほうが良いらしい。

良い勉強になった。

 

さっそく持ち帰ってチュンチュン焼きを作ろう。

 

つづく