山を探索する。
今回は道なき道を進む探索じゃない。
アスファルト舗装された山道をずんずん歩いて気になる所があれば横にそれて森に入っていくスタイルで探索する。
体力的にかなり楽だ。
森に入っては気に入ったものを撮影する。
こんなのを撮影した。
コケって良いんだよね。
赤い実は1個だけぽつんとなっていたので撮ってみた。
こんなのが楽しいのだ。
山道を歩いていると何かに見られている気配を感じた。
横を見てみると茶色くてもっさりしたものがこっちを見ている。
カモシカだ。
距離は15mほどでかなり近い。
カモシカは人の気配を感じただけで「ギャッギャッ」と鳴きながら走り去っていく個体もいれば人に気付いてもじっとこっちを向いて動かない図太い個体もいる。
こいつは図太いタイプだね。
もっと近づいてやろうと思って斜面の枯れ葉を踏んだらさすがに逃げてしまった。
動きよりも音に反応しやすいのかもしれない。
こんなに近くでカモシカを撮影できたのは初めてだったのでラッキーだ。
引き続き山道を歩く。
少し行ったところで急に「ボツン」と音がした。
また「ボツン」と音がする。
上から何かが落ちてきているようだ。
「コツン」ではない。
「ボツン」だ。
当たったらかなり痛そう。
何が落ちてきているのか確認したら松ぼっくりだった。
この松から落ちてきているようだ。
良く見ると鳥が木の枝の間を行ったり来たりしている。
あの鳥がわざと松ぼっくりを落としているのか。
松ぼっくりの上を確認してみるとちぎり取られたようになっていた。
自然に落ちてきたとは思えない。
どんな鳥なのか、残念ながら姿ははっきりと確認できなかった。
今度調べてみようと思う。
2時間ほどの短い探索だったけれど十分楽しめました。