ハコネサンショウウオの顔が見たくなったので探しに行く。
戸隠の山にある小川だ。
ここは去年も来た場所でサンショウウオがいることはわかっている。
いるかどうかわからないドキドキはないけれどいいでしょう。
探し方はガサガサだ。
ガサガサとは川の下流側に網をセットして、その上の石や草を手や足でガシャガシャして隠れている生き物を捕まえる方法です。
石を一つ一つひっくり返して確認していると腰も痛くなってくるし頭に血がのぼって気持ち悪くなってくる。
その点ガサガサはとても楽だ。
大きな葉っぱの下をガサガサしたら
イワナが入った。
いつもならとてもうれしいんだけど、今回はイワナは外道なのだ。
ぜいたくな話だ。
ひたすらガサガサする。
思ったより見つからない。
小川の岸辺の石もひっくり返してみるけど見つからない。
とにかく探し続けるしかない。
葉っぱの上にキレイな甲虫がいた。
そんなこんなで
2時間ほどたったころ、小川のまん中にある3、4個重なっている石をガサガサしたとき。
いた。
6センチくらいかな。
ツメがある。
エラがある。
陸上。
水中。
まあまあ良く撮れたかな。
いたのはこんな場所。
今回はもふもふの落ち葉の中や砂っぽい所では見つからなかった。
カジカや川虫を捕る要領で川の中の石をガシャガシャした方が良いみたいだ。
少し調べたところ水中にいるハコネサンショウウオは幼生(子供)みたい。
大人になると陸上生活になるとか。
ということは、この辺りの陸上をくまなく探せば大人のハコネサンショウウオを見つけることができるということだ。
やる気が出たらまた探してみようか。