千曲川に流れ込む支流で生きもの探しをする。
あわよくばスッポンを捕りたい。
川についた。
水深は平均で10cmくらいなので長靴で歩ける。
川底は石か砂利。
さっそく小魚が泳いでいるのが目に入った。
網ですくう。
メダカだ。
観察すると口が上のほうに付いていることがわかる。
その横にヌマエビ。
ヌマエビは水草の中に必ずいる。
それも大群で。
どんどん探そう。
今度はトタン板が沈んでいる所を見てみよう。
ゴミは良くないけれど、生きものにとって良い隠れ家になることもある。
トタン板をめくったら少し大きめの魚の集団がいた。
モロコかな?
よくわからない。
どんどん探そう。
ものすごい勢いで川の中に逃げていく生き物がいる。
網ですくう。
トノサマガエル。
すばしっこくて手づかみは至難の技だ。
どんどん探そう。
草が生えている所にたてしま模様のニョロっとしたのがいた。
シマヘビだ。
シマヘビはヘビの中では1番おいしいらしい。
食べたことはないけど。
捕まえてから写真を撮ろうと思ったら逃げられてしまった。
残念。
どんどん探そう。
コンクリートの壁にはキレイな色のアマガエル。
灰色の壁にみどり色だと目立ってしまうよ。
どんどん探そう。
壁際の草をどかしたらサワガニがいた。
サワガニもおいしいらしい。
食べたことはないけど。
うっすらわかっていたけど、スッポンはいないな。
でも探しながら川を下っていくと川底がだんだんと砂っぽくなってきた。
砂利よりも砂や泥っぽいほうがスッポンがいる確率が高いことは去年学んだ。
この川でねらうなら下流だな。
また気が向いたら夜にでも来ようかな。