ウナギを捕まえてみたい。
犀川にいるんだろうか。
畑のじっちゃによると昔はいたみたい。
今はもういないよな。
でもいたら大発見じゃないかな。
ということでウナギ筒を作って仕掛けることにした。
家にちょうどいい塩ビパイプがあったのでそれを使う。
できた。
塩ビパイプは1mくらいの長さ。
パイプのはじっこは前に海岸で拾ってきたやつを付けた。
入ったら出れなくなる仕組みみたい。
海岸にけっこう落ちてるので拾ってくると良い。
ぜんぜん海に行かないけれど。
さあ、犀川へ行こう。
ついた。
仕掛けやすそうな場所を探す。
ここが良さそう。
深くなっていて、流れ込みもあって、隠れやすそうなテトラブロックがある。
ウナギ筒を沈めてロープをブロックのあいだに留める。
塩ビパイプのウナギ筒は重いので勝手に沈んでくれた。
何日かしたら見に来よう。
5日たった。
見た目に変化はない。
あたりまえか。
ゆっくり引き上げてフタをはずして中を見る。
なんかぴちぴちしてる!
ヨシノボリ×2
スジエビ
アカザ
が入っていた。
写真はちょうど良い水たまりがあったのでそこで撮影したものです。
ウナギはいなかったけれどうれしい。
しかも長野市によるとアカザは減少が予想されている注目種とのことなので、わりとめずらしいのかもしれない。
ウナギ筒をまた仕掛けなおしてまた来よう。
5日たった。
あいかわらず見た目は変わらない。
引き上げて確認する。
ドジョウ
シマドジョウ
スジエビ×2
サワガニ
が入っていた。
これはドジョウ(マドジョウ)
これはシマドジョウ。
シマドジョウは体の横に黒色の丸い点々がならんでいます。
長野市によるとシマドジョウも減少しているみたい。
ウナギ筒を仕掛けなおしてまた来よう。
4日たった。
スジエビとドジョウのみ。
なんかモチベーションがあがらない。
「ウナギは入っていないよね。」
と思いはじめてしまっている。
これではいけない。
ウナギ筒を仕掛けなおしてまた来よう。
10日たった。
まとまった雨も降ったので期待できるかも。
ゆっくり引き上げる。
ん?
重いかも!
いや、砂に埋もれていただけか。
中を確認する。
ドジョウ
スジエビ
大アカザ
が入っていた。
このアカザは大きい。
今まで見た中で一番だ。
それにしてもおもしろい頭だ。
もも?
おしり?
上から見るとヒゲとあわせてタコみたい。
犀川ではアカザはそんなにめずらしくないみたいだ。
捕れたのはいつものメンツだけれど元気が出た。
仕掛けなおしてまた来よう。