前回に引き続き山にトレイルカメラを仕掛ける。
microSDカードを2枚買って、1枚ずつ交代で使えばカメラは設置したままカードだけ持ち帰って確認できるので便利だ。
前回書き忘れていたんだけどトレイルカメラ本体でも画像や写真は確認できる。
なのでその場で確認することも可能なのだ。
今回はこの獣道に仕掛けた。
撮影モードは写真と動画。
撮影時間は16時から8時までにした。
はっきりと獣道が続いている。
その場に行ってみるともっとはっきりわかる。
人がいつも往復してるのかと思うほどだ。
上から3枚目の写真は獣道が直進と斜面側のふたてに分かれているのがわかる。
本当に道路みたい。
獣道のすぐ横に良さげな木が生えているので、その木にカメラを仕掛ける。
真横からは撮れないことがあるとわかったので獣道に対してカメラがななめを向くようにセットした。
そうするとある程度の速さで通り抜けても撮れる範囲が広いので映るはず。
設置してから2日は近づかないようにした。
3日後。
映った。
イノシシだと思う。
2頭で連なっている。
カメラの後ろ側から現れたので顔は見えなかった。
動画でも確認したところ、けっこうなスピードで走り抜けていた。
カメラを斜めにセットして正解だったな。
次に現れたのはニホンジカ。
立派なオスだ。
カメラの前から現れた。
動画を見るとシカはこっちに進みたそうだったけど、カメラに警戒してなかなか前に進まなかった。
悩んだすえ、Uターンして帰ってしまった。
獣道とカメラの距離が近すぎたのとシカの目線にカメラが設置してあったのがダメだったのかな。
でも野生の動物はすごい。
不審なものがあれば近づかない。
人間なら
「ちょっとよけて通ればいいじゃん」
「この道が一番早いし、遠回りしてたら遅刻しちゃうよ」
てなるもんね。
前回に引き続き動物が撮れていない日も合わせて約2週間はトレイルカメラを設置した。
今の所、不調はない。
雨の日も大丈夫だった。
電池が無くなるのが早いという声もあったけどぼくのはまだ持っている。
24時間撮影ではなく撮影時間を分けて
設定しているのが良いのかもしれない。
単純に獲物がひんぱんに来ないのでカメラが作動する時間が短いというのが大きな理由だと思う。
それにしても目的のイノシシと二ホンジカが撮れて良かった。
パッと見てはっきりとわかる濃い獣道は大型の野生動物がよく使っている証拠かもしれないな。
もっと観察したいところだけど、このカメラの場所のままだとシカが使えなくなるかもしれない。
ただ、ほかに設置できそうな良い木はこの辺りにはないので別の獣道を探すことにしよう。