山にトレイルカメラなるものを仕掛けてみる。
人前には姿を見せない野生の動物を見てみようというわけだ。
山には獣(けもの)道がいくつもある。
獣道とは動物が移動するために使う自然の道路のことです。
わかりにくいものもあるけれど30cm位の幅ではっきりとわかる道もある。
はっきりわかるということは動物がいっぱい使っているということだ。
良さそうな獣道にカメラを仕掛けてみようと思う。
トレイルカメラを買うためにネットで調べてみたら色々あるもので。
高いのは手が出ないので安めのを買おう。
とは言え8000円以下のは安過ぎで怪しいので12000円程のものを買った。
日本語の説明書が付いているのでわかりやすい。
microSDもセットで付いてた。
電池は別売り。
単3を8本使う。
スイッチはOF、TEST、ONがある。
TESTで設定を変えたり録画された映像を確認する。
ONにすると15秒後に監視が開始される。
説明書を読んでいたら。
準不可視光線と書いてあった。
「準」だった。
不可視光だと思ったんだけど、
準ということは薄っすら見えるということかな。
カメラがあるとバレちゃうんじゃないかな。
でも不可視でも動物にはバレるのか。
わからないけど、ちょっとショックだった。
でも防水防塵みたいでアウトドアには良さそう。
少しテスト撮影してみた。
横から通り抜けてみた所、バッチリ撮れていた。
しかしセンサーが感知してから録画が開始されるまでに1、2秒はかかるようで、
通り抜けた姿の最初のほうは撮れていなかった。
ヒューっと走り抜ける物は撮れないかな。
注意が必要だ。
では実際に山へ仕掛けに行こう。
とりあえずこの獣道の横に仕掛けた。
獣道はこのように通っている。
こんな感じで仕掛けた。
ベルトが付いているので太い木にも巻き付けることができる。
動画と写真を両方記録するモードに設定した。
撮影時間も設定できるので、夕方16時から朝8時までにした。
また後日見に来よう。
見に来た。
ではチェック。
タヌキが写っていた。
ちょっと遠いな。
写真は1枚だけの設定にしていたのでこれだけ。
動画ではこっちを見ている感じもした。
やっぱりカメラには気付いているのかもしれない。
しっかり作動することがわかって良かった。
これは楽しくなってきた。
次はこの獣道に仕掛けよう。
わかりやすいね。
この日は雨が降っていた。
防水のようだけどいちおう葉っぱで屋根を作っておいた。
こんな感じ。
気休めだけどね。
後日。
クロネコとテンっぽいのが写っていた。
クロネコ。
テン?
動画ではクロネコは画面からいなくなる寸前の所だけ写ってて、
テンは写っていなかった。
やっぱりセンサーが感知してから動画を撮るまでに時間はかかるよう。
すばやい動物は真横からは撮れないな。
ちなみにタヌキはぽてぽて歩いていたのでめちゃ撮れてた。
とりあえず今回はここまで。
イノシシや二ホンジカの姿もみたいのでまた仕掛けてみる。